バッジテスト
(1)採点基準 1、2級の種目は応用技術、発展技術、3、4級は発展技術、5級は基礎技術の要領で行う。 合否の各判定は全種目の合計が5級においては60%、4級においては65%3〜1級においては70%以上であること。 但し、各種目の最低点はそれぞれ5級においては50点、4級においては55点、3級〜1級においては60点以上でなければならない。 |
(2)実施要項 |
スノーボードバッジテスト基準(バッジテスト実技別表) ≪斜面≫5°〜10°→緩斜面 10°〜20°→中斜面 15°〜25°→中急斜面 |
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種目/種別 | 1級 | 2級 | 3級 | 4級 | 5級 | 着眼点 |
ノーズドロップから停止 | 緩斜面 約10mX20m |
・重心移動とバランス | ||||
・適切な停止動作 | ||||||
連続ターン | 緩斜面 指定なし 約30mX80m |
・ボード操作 | ||||
・バランス | ||||||
・安全なスピードのコントロール | ||||||
ロングターン | 緩斜面 回転数指定なし 約30mX80m |
・安定したボード操作 | ||||
・バランス | ||||||
・安全なスピードのコントロール | ||||||
ミドルターン | 緩斜面 約20mX80m |
・安定したボード操作 | ||||
・小さ目のターン弧 | ||||||
・安全なスピードのコントロール | ||||||
ショートターン | 中斜面 10mX100m |
・リズム | ||||
・バランス | ||||||
・スピードコントロール | ||||||
・左右均等なターン弧 | ||||||
ロングターン カービング |
中斜面 4〜5回転 30mX100m |
・安定した全体のフォーム | ||||
・適切な荷重と切り替え | ||||||
・適切なポジショニング | ||||||
・左右均等なターン弧 | ||||||
ショートターン カービング |
中斜面 約10mX100m |
・確実な雪面グリップ | ||||
・安定したスピードのコントロール | ||||||
・適切な荷重、抜重 | ||||||
・左右均等なターン弧 | ||||||
ロングターン カービング 立ち上がり |
中斜面 4回転 約30mX100m |
中斜面 4〜5回転 約30mX100m |
・安定した全体のフォーム | |||
・スムーズで適切な上下運動 | ||||||
・適切なポジショニング | ||||||
・左右均等なずれの少ないターン弧 | ||||||
ショートターン カービング 立ち上がり |
中斜面 約10mX100m |
・確実な雪面グリップ | ||||
・安定したスピードのコントロール | ||||||
・タイミングの合った上下運動 | ||||||
・左右均等なターン弧 | ||||||
フリーライディング | 中急斜面 約30mX200m |
中急斜面 約30mX200m |
・斜面状況に合ったボードコントロール | |||
・流れの良い運動と滑走 | ||||||
・複数の滑走技術を組み合わせた演技構成 | ||||||
エア | ジャンプ構築物 約10mX50m 飛距離10m以内 |
・安定したアプローチ、ランディング | ||||
・スムーズな演技 |
(3)検定まで
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(3)ワンポイントアドバイス
1級、2級のそれぞれの種目について(事前講習での指導に基づく)
★ロングターンカービング立ち上がり
立上り切替沈込み荷重は上体で行うのではなく、下肢の屈伸で行い、しっかりと踏みつけること。
(2級の回転数指定は、4〜5回転、1級は4回転)
切替時の体重移動を丁寧に、かつキチンと行わないと行けない!!
切替の際、板をまたぐ感覚で前足を先行させ、体重移動をスムーズに行うことが検定のポイントとなる。
バックサイドでハイバックに体重をあずける乗り方では合格点はもらえない。
フロントサイドは膝を内側に入れ、膝から下の屈伸でバランスを取らなくてはならない!
★ショートターンカービング立ち上がり
立上り切替沈込み荷重は、上体で行うのではなく、膝の屈伸で行うこと。リズミカルに左右均等の弧を意識する。
両足で雪面を踏みつける。切替と荷重時の前後への重心移動が検定のポイントとなる。当然常にリーンアウトになる。
(2級の場合は、ここまで的確に行わなくても良いが、どうせ1級を取るのだろうから、初めから照準に入れた練習を・・)
★フリーライディング
名前の通り、勝手に滑る総合滑走!!
加点の技としては、スイッチ、オーリー、BS180°、FS180°など、スピードを落とさずスムーズに入れる。
ターンも2回以上しないと認められない。(転んだ場合は減点となるので注意!!)
★エア(1級のみ)
これが得意の人には、非常に簡単である!! 1番失敗も多いが、1番加点しやすい(笑)
距離はそれほど飛ばなくて良いし、バランス良く飛んで着地すると合格点。
ライン以上を飛ぶと1点加点。クラブ、180°、360°など何かをやると1点加点!!
万が一転んだときのために、グラブは必ず入れておこう。(転倒−1,グラブ+1で差し引き0になるので)
インディ、ミュートなど簡単な技で加点できるので、他の種目での減点をカバーできる!!
(4)検定について
★スターターにゼッケンを呼ばれる。
★ゴールにいる検定員の合図でスタートとなる。
★スタート前に手を挙げ、周りを確認してからスタート(万が一、一般客が検定コースに進入した場合、危険回避のため止まるのはOK)
★ゴール地点の4本のポールで囲まれているエリアで停止。停止後、手をあげ演技終了の合図をする。
以上、簡単に検定について書きました。
挑戦したい方は是非、マザーグースへ!!(掲示板での質問もOKですよ)
なお、講師に私を指名しても、今は教えていません。かなり優秀なイントラがたくさんいます。
もし、希望があれば、仲の良いイントラを紹介します(笑)
検定となると緊張するかもしれませんが検定とは言え、ボードで滑ることには変わりがない。
楽しんで滑らなくちゃ、いつもの滑りができませんよ!!(笑)
「やったるで〜〜〜!! イエ〜〜イ!!」 くらいのノリで受けた方が良いんじゃないかな? (これは俺でした!!)(爆)